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手足のしびれ
手足のしびれについて説明します。

主な原因は、以下の3つのカテゴリーに分けられます。
脳に原因がある場合
体の片側半分の顔面や手足に症状が出ます。

しかし、手だけの場合もあり、注意が必要です。
- 脳梗塞
- 脳出血
- 脳腫瘍
- 多発性硬化症
などの場合が考えられます。
脊椎・脊髄に原因がある場合
脊椎や脊髄の、どの高さで障害されたかによって症状は多彩です。顔面は含まれません。
たとえば、頚椎(首の骨)の高さで神経が圧迫された場合、下のようになります。

以下の場合などが考えられます。
- 変形性脊椎症
- 脊柱管狭窄症
- 強直性脊椎炎
- 後縦靱帯骨化症
- 脊髄腫瘍
- 胸郭出口症候群
- 脊髄空洞症
- 多発性硬化症
末梢神経に原因がある場合
単独の神経が障害される単神経障害、全神経が障害される多発性神経障害とがあります。
たとえば、多発性末梢神経障害の場合、下のようになります。

以下の場合などが考えられます。
単神経障害
- 手根管症候群
- 肘部管症候群
- 足根管症候群
多発神経障害
- 糖尿病
- ビタミンB1、B6、B12欠乏症
- 膠原病
- ギラン・バレー症候群
- 甲状腺機能低下症
- 遺伝性疾患
治療と対策
どこの場所にどのようなしびれがあるかによって、治療が異なります。
原因となる疾患が複数の診療科にまたがるため、迷った方はまず脳神経内科を受診してください。
特に、しびれ以外に手足に力が入りにくかったり、呂律が回らないような場合は、脳卒中の可能性が考えられます。直ちに医療機関を受診してください。
横浜脳神経内科では、日本脳卒中学会専門医、日本神経学会専門医が診療を行っています。手足のしびれでお悩みの方、脳の病気が心配な方は、ぜひご相談ください。
参考
(文責:横浜脳神経内科 理事長 丹羽 直樹)
この記事は横浜脳神経内科医師が書いています。

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【資格】
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本頭痛学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本内科学会認定内科医
身体障害者福祉法指定医
(肢体不自由、平衡機能障害、音声機能・言語機能障害、そしゃく機能障害、膀胱直腸機能障害)
【略歴】
1988年3月 千葉大学医学部卒業
1989年10月 松戸市立病院 救急部
1994年10月 七沢リハビリテーション病院
2002年4月 沼津市立病院 神経内科
2002年11月 長池脳神経内科開設
2012年11月 横浜脳神経内科開設




